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遠野市
県南エリア
この岸に洗濯や水仕事などで近寄ると水面から顔を出し、腰のあたりをのぞきこむ色好みのカッパがいました。
鍋倉公園
天正中年に阿曽沼広郷が松崎町光興寺から移し、はじめ横田城と呼んでいましたが、後に鍋倉城と称しました。寛永4年に、南部直栄が八戸から入部し、鍋倉城を本拠に250年の統治が行われましたが、明治2年に鍋倉城は廃城となりました。現在は、三の丸跡に天守閣を模した展望台があり市内を見わたせ、桜の時期にはソメイヨシノやヤマザクラが咲きほこります。
卯子酉様
恋愛の神様としてカップルが良く訪れるのが、この小さな祠です。境内の無人売店で売っている赤い布を、左手だけで木に結ぶことができれば、片思いが成就する御利益があると云われます。
福泉寺
福泉寺の広い寺域内には、新西国三十三番観音霊場、新四国八十八ヶ所、木像福徳大観音像、多宝塔や五重塔などがあり、春の桜、つつじ、秋の紅葉がすばらしく、県内外から参拝者が来ます。また、第二代住職宥然師が精魂を傾け独力で刻み、12年かけ昭和38年秋に完成した木像の大観音は、木彫としては日本最大の観音像で、高さ17m、重さ2.5tもあります。