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一関市
県南エリア
奥州三十三観音 第18番札所本尊:如意輪観世音菩薩
長昌寺
長昌寺本堂にある太鼓は一関藩時代に田村健顕公が老中阿部豊後守に願い出て皇居、幕府、御三家に限られていた「時の太鼓」を許されたものである。当時は「一関にすぎたるもの」と近隣からうらやましがられ、歌にまで残っている。現在、二代目時の太鼓は新幹線一ノ関駅コンコースに展示してある。
摺沢八幡神社
八幡神社概略によれば、寛永17年5月の造営、貞享3年8月再建、享保13年8月再建とあり、意匠で優れた遺構である。また、境内の「八幡祠碑」には、前九年の役に苦戦をした源頼義が、山城の八幡宮を祈念して戦い勝利を収めたので殿舎を造り祀ったと、記されている。本殿は県指定文化財で、町指定文化財「蕨手刀」「摺沢八幡神社の鎧」などを所蔵している。
奥州三十三観音 第20番 中興山徳寿院
奥州三十三観音 第20番札所本尊:千手観世音菩薩(徳寿院本尊:延命地蔵尊)